お宮参り・お食い初め-同日実施の際のスムーズな日程調整

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前回の投稿「お宮参り・お食い初め-同日実施の増える背景・メリット」で、お宮参りとお食い初めを合わせて実施することの背景とメリットについてお話ししました。

今回は、実際に2つのイベントを同日に実施する際の事前準備として行わなければならない日程調整の方法について紹介します。

これから、お宮参りやお食い初めの行事を予定している赤ちゃんのパパやママの参考になる内容となっています。

意外と日程調整が難しい

2つのイベントを実施する際、意外と難しいのが日程調整です。ここでは、日程調整が煩雑になる前提条件を整理します。

条件の整理

今回の条件として以下のとおり設定します。ご家庭の事情に合わせて、検討してください。

条件1:「お宮参り」で、ご祈祷をしてもらう

条件2:「お食初め」は、外出先のお店で実施する

条件3:「お宮参り」の後、「お食い初め」をランチの時間帯に実施する

それぞれのポイントについて紹介します。

【条件1】「お宮参り」で、ご祈祷をしてもらう

お宮参りは、ご祈祷をしてもらわなくとも可能です。ご祈祷をしない場合のメリットは、自由に参拝すればよいので時間の融通が利く、コストを抑えることが出来るといった点ですが、せっかくの機会ですからご祈祷までしてもらうことも検討しても良いでしょう。

【条件2】「お食い初め」は、外出先のお店で実施する

お食初めは家でやるのか、それとも外出先のお店でやるのか検討します。

お料理や雰囲気にこだわりがなく、費用を抑えたい場合は、家での実施も検討しても良いでしょう。家の方が赤ちゃんも落ち着いて臨むことが出来るかも知れません。家で実施する場合でも宅配でお食初めセットを提供してくれる業者が存在しますので安心してください。ただし、家で実施する場合は、参加者全員が食事をできるスペースが確保できることが前提となります。

お店で行う場合は、お食い初めセットが用意されているレストランを利用するのがよいでしょう。慣れないお食い初めの儀式についての説明もお店側がしてくれます。費用はかかりますが、安心して儀式を行える&大人も美味しい料理を楽しむことが出来ます。

お店選びの際は、神社からのアクセスの良さ等も考慮して選ぶとよいでしょう。

【前提条件3】「お宮参り」の後、「お食い初め」をランチの時間帯に実施する

赤ちゃんへの負担や参加者への負担を考慮して、お食い初めはランチの時間帯に行えるとよいでしょう。また、ランチの利用にすることで、ディナーの利用に比べてコストを抑えることが可能です。

調整の難しさ

同日で実施する場合、意外と難しいのが日程調整です。複数の主体と調整が必要になるため煩雑です。

調整が必要な事項は、主に以下のとおりです。

  • 参加者の日程調整
  • お宮参りをする神社のご祈祷の予約日時の調整
  • お食い初めをするレストランの予約日時の調整

スムーズな日程調整の方法

スムーズな日程調整のための方法をステップ別に紹介していきます。

ご家庭の事情などに合わせて柔軟に組み替えて活用ください。

【STEP1】任意の候補日を複数抽出

企画者のパパやママの都合の良い日のうち、候補日を複数抽出します。

その際、お店や神社の営業日の確認を忘れずに行いましょう。

また、お日柄が気になる場合は、六曜を考慮した日程を選定しましょう。

【STEP2】参加者に候補日を提示し、都合の良い日程を回答してもらう

STEP1で選定した候補日を参加者に提示します。そのうち都合の良い日程を回答してもらいましょう。

その際、回答期限をきめて回答を促すようにしましょう。

また、参加者の人数が多い場合は、日程調整ツール(「調整さん」やLINEの投票機能など)を活用するとスムーズでしょう。

【STEP3】神社にご祈祷の予約可能日時を確認

神社に連絡し、STEP2で確認した日程のうち予約が可能な日時を確認します。

なお、このステップでは確認までにとどめておき、「調整後に予約の連絡を改めてします」とだけ伝えておきましょう。

【STEP4】お食い初めを実施するお店に予約可能日時を確認・予約

STEP3で確認した日時のうち、予約が可能な日時を確認します。都合の良い時間帯に空きがあれば、その場で予約をしてしまいましょう。

その際、神社からお店のアクセスも考慮して、時間に余裕をもった時間帯を選べるとよいでしょう。

【STEP5】神社に再度連絡し予約

神社に再度連絡し、予約を確定させます。

その際に合わせて、ご祈祷料について確認しておくとよいでしょう。

また、当日になって参加者が全員ご祈祷の場に立ち会えないといった最悪の事態を防ぐため、参加予定の人数も伝えておくとよいでしょう。

【STEP6】参加者に当日の行程の連絡

決まった予約日時を踏まえて、参加者に連絡しましょう。

<送信メッセージの例>

いつもお世話になっております。先日は、お宮参り・お食い初めの日程調整にご協力いただき、ありがとうございました。

詳細が決定しましたので、ご連絡いたします。

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【実施日】〇月〇日(〇曜日)

【当日の動き】

〇時〇分 〇〇神社境内集合

〇時〇分 〇〇神社にてご祈祷の受付→ご祈祷(15分程度)→終了後、集合写真撮影

〇時〇分 〇〇神社出発 お店に移動(徒歩〇分程度)

〇時〇分 お店に到着→食事開始

〇時〇分 解散予定

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以上です。ご不明点等ありましたら、ご連絡いただけますと幸いです。

それでは当日は、何卒よろしくお願いいたします。

おわりに

前回の投稿でご説明した通り、お宮参りとお食い初めを合わせて実施することはメリットが複数ありますが、事前準備が少々煩雑になってしまう点が難点です。今回ご紹介したステップを活用して、少しでも楽になってもらえれば嬉しいです。

パパやママは調整することが沢山あって面倒に感じるかもしれませんが、少しだけ頑張って、赤ちゃんの一生に一度のイベントを成功させましょう。

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